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SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラライトS.I.マット (レギュラー) ST81103
6776円
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラライトS.I.マット (レギュラー) ST81103
- サイズ：全長183×幅51×厚さ2.5cm/レギュラー
- 収納サイズ：φ13.5×26cm/レギュラー
- 重 量：550g/レギュラー
- Ｒ 値(熱抵抗値)：2.6相当
- 付属品：専用スタッフサック
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラライトS.I.マット (レギュラー) ST81103
荷重のかかる肩・腰とそれ以外の部分で、フォームの肉抜きを変更。軽量化を図りつつ、緩衝能力と断熱力を確保した製品だ。逆止弁付きのバルブは使い勝手良好。別売りになるがポンプサックを使えば、短時間で空気を注入できる。このウルトラライトはやや薄手に作られているが、却ってふわふわ感が抑えられており寝心地も悪くない。どうしてもパンクの心配はあるが、そこは仕方ない。ウルトラライトを名乗ってはいるが、テント泊登山の用途としてはインサレーテッドマットと比較するとかなり嵩張る。そもそも登山用に購入したが、車で出かけるのであればウレタンマットと比べるとコンパクトにはなるので、自分はキャンプ用にしている。トータルで見ればよくできたプロダクトだ。
使い勝手と寝心地は文句なし。使い込んだ同メーカーの枕はうまくくっつかなかったけど問題なし。畳むのに慣れが要ります。
インフレーターマットはSEA TO SUMMITで統一しています。このウルトラライトS.Iマットは3シーズン用です。夏はやや暑いかもしれませんが。SEA TO SUMMITのマットの特徴といえば、独自のデルタカットとバルブだと思います。その2点を除けば、特別コンパクトになるわけでもないですし、ウルトラライトとはいえ特別軽いというわけでもありません。550gなので軽量だとは思いますが。内部ウレタンの肉抜き加工を施したマットは珍しくはないですが、SEA TO SUMMITはただ肉抜きをしているわけではなく、寝具メーカーの考え方と似た感覚で、体圧が強い部分(坐骨、肩甲骨など)は肉抜きをほとんどせず、寝た時に十分なサポートが得られるようになっています。その反面、体圧が低い所は大胆に肉抜きし、軽量化を図っているわけです。全体的に均一に肉抜きをしているメーカーが多い中、デルタカットという独自の方法で軽量化と寝心地、接地面が多い箇所の断熱性を考えているのはSEA TO SUMMITだけだと思います。寝ることを考えたインフレーターマットであることが、こだわりから伝わってきます。独自のバルブシステムは、同社のマットに共通したものが搭載されています。2重の仕組みになっており、1つ目の蓋をあけるとバルブがあり、2つ目の蓋をあけると空気が一気に抜ける仕組みです。開口部が他のメーカーのバルブに比べて大きいので、収納時は一気に空気を抜くことができます。インフレーターといえば空気をゆっくり抜かないといけないのがセオリーですが、SEA TO SUMMITにはそのセオリーが必要ありません。寝た時にマットが硬いと思ったら、オレンジの逆流防止弁を軽く押すだけで簡単に、少しずつ空気を抜くことが出来るので寝心地の調整も自在です。痒い所に手が届くとは、まさにこの事だと思います。日本人の物作りに似た思想を感じますね。ちなみに同社のマットは通年使っていますが、空気が漏れたことはありません。滑り止め加工も地味に良いです。気がつかない程度の機能ですが、マットがズレたりシュラフが滑ったりせずに寝られるので、地味に快適ですよ。収納サイズは13.5×26と大きくもなく小さくもないサイズです。コンパクトと言えなくはないといった感じでしょうか。小ささだけを求めるならば、NEMOのオーラとかゾアのほうが小さいですよ。ただし収納がめんどくさいと思いますが。難しいとは思いますがカラーバリエーションの展開と、ウルトラライトと謳うならもう少しの軽量化(500g以下)が出来れば星5です。追記 2021.03購入から2年が経過しましたが、ノントラブルで使えています。